2011-07-22

デュポン醸造所

こんにちは。輸入部フジタです。

今回はブラッセルズ人気NO1といっても
過言ではないでしょう!

デュポン醸造所のご紹介です!

今さら・・・と言う方も多くいらっしゃると思いますが、
さっと流して下さい(笑)

書こうと思うときりがないので・・・
ちょっと短めに。

ブラッセルズの歴史を語る上でデュポン醸造所との関係は
切っても切れません。

デュポン醸造所はベルギー南部エノー州トゥルプと言う
小さな村にある家族経営の醸造所です。
















醸造責任者のオリビエくんは「日本に遊びに来てよ~」と
お誘いしてもなかなか来てくれません(笑)

きっと、ビール造りが忙しいし、大好きなんでしょうね。
同じ敷地内でチーズや、パンも造っています。

ビール造りに関しては、情熱とこだわりを持っています。

創業当時からあると思われる、
古い煮沸窯を使っていて、

四角い発酵タンク(普通は円柱型が多い)は
デュポンのビールの味を造るのに

大きく影響しているとオリビエくんいわく。



未だに古い醸造設備を使っている傍ら、
新しい設備も導入し、
どんどん進化し続けています。

ベルギービール全般に言える事ですが、
出荷前に瓶内2次発酵をさせます。

デュポンはロットごとに味が違うのは当たり前、
そのロットナンバーごとにきちんと保存し状態を確かめています。



時には、澱が多くなってしまったり、
もちろん味の変化があるのをわかった上で。
特にデュポン醸造所のビールは同じ銘柄でも、
大瓶と小瓶を飲み比べてもらえると、とてもよくわかります。

いちがいには言えないのですが、
一般的に大瓶のほうが熟成が上手く進み、
美味しくなることが多いです。

ブラッセルズの神田本店では、デュポンの大瓶を1人で
ゆっくり飲まれるお客様が多くいらっしゃいます。

傍から見たら異様な光景だとは思いますが(笑)
そうやってこだわって飲んでいただけるのは、

輸入している僕らにとっても非常に嬉しい事ですし、
何よりオリビエくんが嬉しいでしょうね。

あ、でも真似しなくて大丈夫ですよ(笑)
もちろん分けて飲んでも美味しく飲めますから!

麦の殻が入ったパンと、チーズとビール・・・
素朴で、シンプルで、美味しくて、
本当に忘れられない味でした・・・

また行きたいです。

そんな造り手の情熱を少しでも伝えられたら
と、日々思います。